メモ帳
1.メモ帳について
メモ帳は、標準でWindows95/98/NTに付いているエディタです。普通のエディタと同様に、編集領域に英数字や漢字などの文字を入力することができます。そして、このひとまとまりの文章などを、ファイルとしてハードディスクやフロッピーディスクに保存することができます。また、逆に、フロピーに保存された文章をファイルからの読み込むことができます。
メモ帳は市販のエディタよりも機能は少ないですが、短いテキスト・ファイルの作成には便利です。
ファイルとは
コンピュータで処理される情報は、0か1(これをビットという)の集まりです。このビットを8個まとめたものをバイトといいます。コンピュータは、普通、このバイト(=8ビット)単位で情報を処理しています。
コンピュータに入力した情報(0と1が何ビットか集まったもの)は、コンピュータの主記憶装置(=主メモリ)に記憶されていきますが、コンピュータの電源を切るとこの主メモリの内容は消えてしまいます。そこで、我々が入力した情報は、電源を切っても消えない外部の補助記憶装置(ハードディスクやフロッピーディスク)に保存することが必要です。
コンピュータに入力した情報は、ファイルという形で、外部の補助記憶装置(=外部メモリ)に保存することができます。外部メモリに保存されているファイルは、それぞれ違った名前を付けられ、階層構造(ツリー構造)になっているフォルダ(=ディレクトリ)のどれかの中に入っています。
パソコンの基本ソフトであるWindows95/98/NTもたくさんのファイルになっています。パソコンの電源を入れると、外部メモリのWindows95/98/NTファイルが内部メモリにコピーされ、パソコンが入力を受け付けるようになります。これをパソコン(Windows95/98/NT)の起動と呼んでいます。
プログラム「メモ帳」を起動すると、外部メモリのnotepad.exeとうい名前の「メモ帳」プログラムが内部メモリにコピーされて実行され、キー入力ができるようになります。これがプログラムの起動です。
メモ帳でキーボードがら文章を入力した後、ハードディスクやフロッピーに保存する操作をすると、入力された内部メモリにある文章が、外部メモリにコピーされます。このときファイル名(文書名)を付けることが必要です。
ファイル名について
Windows95/98/NTでは、UNIXと同じくファイル名の付け方がかなり自由になりましたが、過去のWindows3.1やMS-DOSのファイルを使うこともよくあるので、古いMS-DOS以来のファイル名の約束を守った方がよいと思います。ということで、ここではWindows95/98/NTの前身のMS-DOSのファイル名の約束を、以下に示します。
- ファイル名は、8文字以内の英数字+ピリオド+3文字以内の英数字で付けます。(例:notepad.exe)
- 最初の8文字以内の英数字は、主ファイル名といいます。
- あとの3文字以内の英数字は、拡張子またはイクステンションといいます。
- この拡張子の3文字で、ファイルの種類が区別されます。
- ファイル名に漢字やひらがなも使用できまが、コンピュータによって、日本語の表し方がことなるので、他のコンピュータと通信してファイルを転送する場合などは、日本語ファイル名を使わない方が良いと思います。なお、日本語文字の1文字は、英数字の2文字分に相当します。
- MS-DOSやWindows95/98/NTでは、アルファベットの大文字と小文字は、区別しません。つまり、Aとaは同じ名前として扱います。
「メモ帳」、「ペイント」、「一太郎」、「ワード」などのプログラムを使って、文書や画像を作成してファイルに保存するときには、ファイル名のうち、主ファイル名のみの名前を入力します。拡張子の3文字は、それぞれのプログラムごとの独自の拡張子が自動的に付けられます。例えば、メモ帳でファイルに保存すると、拡張子として自動的にTXTがつきます。
最後のアルファベットの大文字と小文字の問題ですが、パソコン(Windows95/98/NT)では区別がありません(厳密に言うと多少の区別はある)が、ワークステーション(UNIX)やインターネットの世界では、ファイル名の大文字と小文字は、別の文字として区別されるので注意が必要です。
テキスト・ファイルとは
コンピュータで扱う情報は、プログラム、文書、画像、音声などの情報ですが、これらはすべて0と1の集まりとしてファイルという形で外部メモリのハード・ディスクやフロッピー・ディスクに保存されます。
これらのファイルは、純粋に文字情報だけのテキスト・ファイルと文字以外の情報も含むバイナリー・ファイルの2つに分類されます。
ワープロの一太郎やワードで文書を作成し、フロッピーに保存すると、そのワープロ独特のバイナリー・ファイルとして保存されます。これは文字上だけでなく、文字の大きさや書式などの文字以外の情報も含まれているためです。このファイルを他のワープロで読み込もうとしても、正確に読み込むのは困難か、あるいは、全く読み込めません。
一方、テキスト・ファイル形式で保存されていると、そのファイルはどのワープロでも読み込むことができます。ただし、この場合は文字情報以外の文字の大きさとかフォントとか書式とかの情報は付いていません。
1バイト=8ビット使用すると、256通りの情報を表すことができます。英数字やその他の記号を含めても、80ないし90個位ですから、英数字1文字は、1バイト=8ビットで表すことができます。例えば、Aは01000001で表され、aは01100001で表されます。これをアスキー・ゴードといいます。日本語文字の場合は1文字が、2バイト=16ビット使って表されます。日本語文字コードは、コンピュータによって違い、3種類ほどあります。このようなアスキーコードや日本語文字コードなどだけで表されているファイルをテキスト・ファイルといいます。
2.起動
メモ帳のアイコン をダブルクリックすると、メモ帳が起動します。
あるいは、「スタート」メニュー、「プログラム」、「アクセサリ」「メモ帳」を選び、クリックすると、メモ帳が起動します。
3.文章入力
メモ帳を起動後、編集領域に文章を入力することができます。
文字の入力方法については、Windows95/98/NTのプログラムであればどのプログラム上でも同じです。英数字の入力については、キーボード、漢字などの日本語入力については、日本語入力を見て下さい。
4.メニュー・バー 
メモ帳のメニュー・バーには、次のようなメニューがあります。
5.保存(セーブ)
編集領域に入力した文章全体をひとつのファイルとして、ハードディスクなどに保存することができます。保存するときには、保存する場所(フォルダ)とファイル名を指定する必要があります。
メモ帳で、文章の保存を行うには、
- まずメニュー・バーのファイル(F)をクリックし、さらに、上書き保存(S)、または、名前を付けて保存(A)、のどちらかをクリックします。
- すでに、その文章のファイル名が指定されているときに上書き保存(S)をクリックした場合には、これで保存は完了しますが、それ以外の場合には、保存する場所とファイル名とを入力するためのウインドウが開きます。
- 現在、保存する場所が、デスクトップ
になっているので、マイコンピュータ をダブルクリックして、保存する場所をマイコンピュータへ移動する。
- 現在、保存する場所が、マイコンピュータ
になっているので、ハードディスク(CドライブとDドライブ) (またはフロッピーディスク(Aドライブ)) をダブルクリックして、保存する場所をハードディスク(またはフロッピーディスク)へ移動する。
- 現在、保存する場所が、Dドライブ(=ハードディスク)になっているので、Dドライブの中の保存したいフォルダを探してダブルクリックし、そのフォルダへ移動する。
- 保存したいフォルダ(=ディレクトリ)がない場合は、現在の場所の下にフォルダを作成することができる。
- 保存する場所を、上のフォルダ(=ディレクトリ)へ移動することや、ファイルのツリー構造を表示して移動することなどもできる。
- 保存したい場所に、フォルダを移動した後、ファイル名を入力し、保存ボタンをクリックすると、保存が完了する。
ファイル名としては、拡張子を除いた主ファイル名だけを入力する。メモ帳では、txtという拡張子が自動的に付けられる。
ファイル名としては、他のコンピュータ(ワークテーション)とのファイルの転送を考慮して、英数字の小文字で付けておくのが良い。
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