▲WindowsNT使用法へもどる

コンピュータについて


1.コンピュータの種類

アナログ・コンピュータ 物理現象の相似性を利用して計算するコンピュータ。運動解析などシミュレーション用に用いられる。
ディジタル・コンピュータ ノイマン型コンピュータ。現在、普通にコンピュータと呼ばれているもの。
ニューロ・コンピュータ 脳のメカニズムにヒントを得て作られたコンピュータ。
ファジィー・コンピュータ ファジィー論理に基づいて作られたコンピュータ。

2.汎用ディジタル・コンピュータの種類

パソコン 個人が家庭や学校で用いる非常に小型のコンピュータをパーソナルコンピュータ(パソコン)と呼ぶ。
ワークステーション 性能ミニコンより低く、パソコンより高いコンピュータをワークステーションという。
 あるいは、OSがUNIXであるマシンをワークステーションという。
ミニコン 小型コンピュータのこと。オフィス向きに設計されたオフィスコンピュータなどがある。
メインフレームコンピュータ 大型汎用機のこと。
スーパーコンピュータ 宇宙開発や原子力関係など科学技術計算の分野では、大量のデータの計算が要求される。 これらの要求に応えて作られた高速演算が可能なコンピュータをスーパーコンピュータという。

3.コンピュータとOS

 汎用ディジタル・コンピュータ(以下、単にコンピュータという)は、基本ソフトウエア(OS)がないと動作しない。
 次のようなOSがある。
パソコンMS-DOS
Windows3.1
シングル
ユーザ
シングルタスク
Windows95
Windows98
OS/2
Free BSD
Linux
Windows NT Workstation
Mac-OS
マルチタスク
Windows NT Server
マルチユーザ
ワークステーションUNIX

4.コンピュータの構成

 コンピュータ・システムは、

 (1)中央演算処理装置(CPU)
 (2)主記憶装置=主メモリ(RAM)
 (3)入出力装置(キーボード,マウス,ディスプレイ)
 (4)補助記憶装置=外部メモリ(ハードディスク,フロッピーディスク,CD-ROM)

などから構成されている。

5.コンピュータの基本的な仕組み

 コンピュータを動かすプログラムは、外部メモリのハード・ディスクなどに格納されており、コンピュータの電源を入れると、まず基本ソフトウエア(OS)が、外部メモリから内部メモリにコピーされて動作し、コンピュータのOSが使える状態になる。

 さらに、外部メモリに格納されているアプリケーション・プログラムを実行(起動)すると、そのプログラムが外部メモリから内部メモリにコピーされて動作する。これが、エディタやワープロが使える状態である。

 さらに、ワープロで文書ファイルを読み込む(=開く)と、その文書ファイルが外部メモリーから内部メモリにコピーされ、ワープロでその文書の修正や印刷ができる状態になる。

 内部メモリにコピーされたプログラムには、アドレス(番地)の順番に命令が書かれており、CPU(中央演算処理装置)はこのアドレスの順番にプログラムを読んでその命令通り実行するだけである。50年前に考え出されたこのようなコンピュータの仕組みは、現在でも大型コンピュータからパソコンまで、基本的には変らない。この現行のコンピュータのことをノイマン型コンピュータという。

 ノイマン型のコンピュータの仕組みを、簡単に要約すると次のようになる。

  1. すべての情報を、0と1で処理する。
  2. 逐次処理方式である。つまり、ある時刻には1つのことしかできない。
  3. 1つのコンピュータは、1つのCPUのみ持つ。
    (並列CPUを持つ最近のスーパーコンピュータは、ノイマン型を超えている。)

 

6.ファイルについて

  • ファイルとは
     コンピュータで処理される情報は、0か1(これをビットという)の集まりです。このビットを8個まとめたものをバイトといいます。コンピュータは、普通、このバイト(=8ビット)単位で情報を処理しています。
     コンピュータに入力した情報(0と1が何ビットか集まったもの)は、コンピュータの主記憶装置(=主メモリ)に記憶されていきますが、コンピュータの電源を切るとこの主メモリの内容は消えてしまいます。そこで、我々が入力した情報は、電源を切っても消えない外部の補助記憶装置(ハードディスクやフロッピーディスク)に保存することが必要です。
     コンピュータに入力した情報は、ファイルという形で、外部の補助記憶装置(=外部メモリ)に保存することができます。外部メモリに保存されているファイルは、それぞれ違った名前を付けられ、階層構造(ツリー構造)になっているフォルダ(=ディレクトリ)のどれかの中に入っています。

     パソコンの基本ソフトであるWindows95/98/NTもたくさんのファイルになっています。パソコンの電源を入れると、外部メモリのWindows95/98/NTファイルが内部メモリにコピーされ、パソコンが入力を受け付けるようになります。これをパソコン(Windows95/98/NT)の起動と呼んでいます。

     プログラム「メモ帳」を起動すると、外部メモリのnotepad.exeとうい名前の「メモ帳」プログラムが内部メモリにコピーされて実行され、キー入力ができるようになります。これがプログラムの起動です。

     メモ帳でキーボードがら文章を入力した後、ハードディスクやフロッピーに保存する操作をすると、入力された内部メモリにある文章が、外部メモリにコピーされます。このときファイル名(文書名)を付けることが必要です。

  • ファイル名について
     Windows95/98/NTでは、UNIXと同じくファイル名の付け方がかなり自由になりましたが、過去のWindows3.1やMS-DOSのファイルを使うこともよくあるので、古いMS-DOS以来のファイル名の約束を守った方がよいと思います。ということで、ここではWindows95の前身のMS-DOSのファイル名の約束を、以下に示します。

    1. ファイル名は、8文字以内の英数字+ピリオド+3文字以内の英数字で付けます。(例:notepad.exe)

    2. 最初の8文字以内の英数字は、主ファイル名といいます。

    3. あとの3文字以内の英数字は、拡張子またはイクステンションといいます。

    4. この拡張子の3文字で、ファイルの種類が区別されます。

      *.exe実行形式ファイルバイナリ・ファイル
      *.txtテキスト文書テキスト・ファイル
      *.htmHTML文書テキスト・ファイル
      *.htmlHTML文書テキスト・ファイル
      *.bmpビットマップ形式の画像バイナリ・ファイル
      *.gifGIF形式の画像バイナリ・ファイル
      *.jpgJPEG形式の画像バイナリ・ファイル
      *.wavWAVE形式の音声バイナリ・ファイル
      *.docワード文書バイナリ・ファイル
      *.jbw一太郎文書バイナリ・ファイル

    5. ファイル名に漢字やひらがなも使用できまが、コンピュータによって、日本語の表し方がことなるので、他のコンピュータと通信してファイルを転送する場合などは、日本語ファイル名を使わない方が良いと思います。なお、日本語文字の1文字は、英数字の2文字分に相当します。

    6. MS-DOSやWindows95/98/NTでは、アルファベットの大文字と小文字は、区別しません。つまり、Aとaは同じ名前として扱います。

    7. UNIXでは、アルファベットの大文字と小文字を、区別します。つまり、Aとaは別の名前として扱います。


  • ▲WindowsNT使用法へもどる
    Setsuya Hayashi <hayashi@me.kochi-ct.ac.jp>